
はい、どうもFTCの小山です。
1歳を迎える頃になると、少しずつ母乳やミルクから離れ
「離乳食」がスタートします。
子育て初心者のお母さんであれば、どのように作れば良いのか、
どのようにして食べさせれば良いのか、悩みも多くなります。
特に保育園に預けている子であれば、
保育士から少しずつ離乳食への移行を促され、
焦る気持ちにもなるでしょう。
実際に離乳食をスタートしてみたものの、なかなか食べてくれない。
お母さんの気持ちとしては、焦りと不安しかありません。
今回は、1歳になってもなかなか
離乳食を食べない子に対しての対処法を紹介します。
目次
離乳食を食べない、食べたがらない原因を知ろう
様々な原因が考えられますが、一番の基本として頭に入れておいてほしい事は、
赤ちゃんにとって、離乳食は初めての「食べる」という行為です。
生後、離乳食が始まるまでの間はお母さんの母乳を吸ったり、
哺乳瓶からミルクを吸うことしか経験がありません。
そんな赤ちゃんが1歳になったと言っても、
「初体験」の事を受け入れるまでには時間が掛かるはずです。
「離乳食=食べなければいけない」という考え方ではなく、
「離乳食=食べる練習」と捉えると良いでしょう。
それを踏まえた上で、離乳食を食べない、
食べたがらない子への対処法を紹介します。
対処法その①「思い切って卒乳をする」
離乳食を食べない原因に、
母乳やミルクでは満足しているという事が挙げられます。
もちろん、母乳やミルクでも栄養の摂取は行えますが、
1歳頃からは母乳やミルクでは補えない栄養を食事から摂取する必要があるのです。
育児の考え方は人それぞれです、
卒乳が早い子もいればゆったりの子もいます。
「今すぐ卒乳しなさい!」とは言えませんが、
離乳食と母乳やミルクを併用しているのであれば、
一度母乳やミルクを飲む量を確認したり、調整してみるのも良いでしょう。
対処法その②「離乳食の大きさ、味付けを見直す」
いわゆる「口に合わない」となると、
1歳の子でも食べる事を嫌がります。
食べ物が固かったり、大きかったり、
味付けが濃いとなると子どもは食べる事を拒否してしまうので、
一度作った離乳食の味見や確認を行うと良いでしょう。
「初めての離乳食作りでよく分からない」という方は、
ベビーショップやスーパーなどでも売られている「ベビーフード」と比べれてみましょう。
年齢や月齢ごとに細かく味付けの調整、食材の大きさの調整がされているので、
自分の子の年齢にあったベビーフードと、
自分が作った離乳食を比べることもオススメな方法です。
対処法その③「食事の環境を見直す」
「楽しい雰囲気で食べる」というのは、とても効果的です。
食事時間はテレビがつけっぱなしではありませんか?
近くにおもちゃが転がっていませんか?
こうなってしまうと、
子どもの気がそれて食事どころではなくなってしまいます。
また、子どもに離乳食を食べさせることに必死なお母さん、
子どもの食事が終わって寝静まった後が自分の食事の時間、
というのはよくある光景です。
もちろん、子育て以外にも色々と忙しいお母さんにとって、
仕方のない現実かもしれませんが、
食事の時間は思い切って一緒に食事を楽しんでみましょう!
食べさせようとしても食べない時には諦めて、
自分が食事を食べるのです。
お母さんが美味しそうに食べる姿を見た子どもは、
以外にも「自分も食べてみようかな・・」という気持ちになります。
「家では食べないのに、保育園ではよく食べるんです」
というのはよくある話です。
これは保育園での食事環境が
「楽しい雰囲気」という事が影響しています。
家庭でも食事の時間は一緒に食卓を囲んで、
「楽しい雰囲気」を作る事が克服の近道なのです。
まとめ
「離乳食を食べない!」という悩みは、
子育てを行う人にとって、必ずと言って良いほど通るべき道です。
しかし、「離乳食は食べる練習の時期なんだ」と割り切ることで、
お母さん自身も楽になるし、お母さんの気持ちに余裕があると、
子どもにとっても良い影響を与えます。
なぜ離乳食を食べない、食べたがらないのかその原因を探り、
気持ちを楽にして対応してあげて下さい。